私たちを取り巻く地域社会環境は、少子高齢化・核家族化の進行やライフスタイルの多様化などにより従来、当たり前にしてきた相互に助けられたり、助けたりの地域の連携が希薄化しております。
しかし、時代は、変わっても福祉の原点は変わっておりません。
このような状況のなかで、住み慣れた地域で、家族や住民が社会関係を保ち、自らの能力を発揮し、誰でもが自分らしく誇りを持って普通の暮らしを送ることができるような仕組みづくりが必要となっております。
当社会福祉協議会の「地域福祉活動計画」は、向こう10年間を目標年次とし、実施計画は、3年毎に見直しを行います。
この活動推進計画にあたって、行政が策定している計画と整合性をもち、住民参加を基本におき、地域福祉推進の役割を分担し住民、行政、諸団体、ボランティア等と連携し、協働で課題解決に取り組むことを目指した計画を策定いたしました。
当計画の基本理念である「心ふれあう暮らしやすい福祉のまちづくり」の実現に向け、計画に沿って積極的に取り組みを進めてまいりますので市民の皆様の一層のご理解と地域福祉活動への積極参加をお願いいたします。